こんにちは!
前回の記事で、日本のお風呂文化についてお話しました。
今回はその続き、イギリス人から見た日本の温泉文化についてお話したいと思います。
日本の温泉の入り方もまた、イギリス人から見たら特殊なようです。
温泉は、英語でhot spring。
イギリスでも、バースという街はbathの語源となった、温泉の有名な街。
そして近隣の国では、アイスランド、ハンガリー、ドイツなどにも有名な温泉があります。
でも、海外の温泉と日本の温泉で決定的に違う点がありますよね。
日本では何も身につけずに湯船に浸かる
日本に関して全く知識のなかったイギリス人は、このことを聞いて発狂していました(笑)
「Wow! 何も身につけずに大きなお風呂に一緒に入るの!?信じられない!!」だそうです。
全く見知らぬ人達とも一緒に裸でお風呂に入るのですから、驚くのも無理ありません。
「移動するときは小さなタオルで大事なところを隠すけれど、湯船にはタオルを入れるのはマナー違反だから、外に置いておくか頭の上に置くんだよ」
と説明したら、さらに驚いていました(笑)
ちなみに、「裸で入る」を”naked”と表現していたら、それだと表現が直接的すぎるから、イギリスではオブラートに包んだ言い方として”in one’s birthday suit”という表現を使うのよ、と教えてもらいました。
日本でも、「裸で」のかわりに「生まれたままの姿で」という表現を使ったりしますよね。それと同じ感覚ですね!
生まれたままの姿で=”in one’s birthday suit”
温泉について説明するときに是非使ってみてください^^
温泉は親交を深める場
「義理のお母さんと一緒に温泉に入ったこともあるよ」と言ったら、これまた驚かれました。
日本では、義理の両親と温泉に入ることも少なくありません。
温泉に入ること。それはそのお湯の効能や雰囲気を楽しみリラックスする目的もあれば、一緒に行った家族や友人との仲を深める目的もありますよね。
「裸の付き合い」という言葉もあるくらい、一緒に温泉に入るとグッと心の距離も縮まります。
そういう説明を一通りイギリス人にもしてみたものの、
「義理のお母さんと!?絶対に無理よ!!(笑)」と言われました(笑)
イギリス人と話していると、日本で当たり前だと思っていたことが実はそうではなかった、ということが多々有り、面白いです。
彼らは日本の文化にとても興味を持ってくれているので、私自身日本についてもっと正しい知識を蓄えておかなければいけないな、と常々思っています。
文化の違いを感じたこと、これからも時々更新させていただきますね!
最後までお読みいただきありがとうございます。
みかん