妊娠出産・子育て

イギリスでの赤ちゃん予防接種事情

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こんにちは、みかんです。

イギリスでは、赤ちゃんの予防接種は生後8週から始まります。

ヘルスビジターの検診の際に、GPで予約を取るようにと言われました。

どのようなスケジュールで接種していくかはNHSのサイトで見られるのですが、パッと見ても何が何だか全くわからない、、、(2019年1月現在のスケジュールはコチラ

何を打たれるのかわからないまま、というのも何だか怖いので、1歳までの接種スケジュールを日本語訳と共にまとめておきたいと思います。

(※2019年の情報になります)

 

生後8週

  • DTaP/IPV/Hib/HepB・・・五種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳・B型肝炎・Hib=インフルエンザ菌B型)
  • PCV・・・肺炎球菌(Pneumococcus)
  • MenB・・・髄膜炎菌B型
  • Rotavirus・・・ロタウィルス

うちの息子は8週の予防接種を既に受けてきましたが、ロタウィルスのみ経口ワクチン(口から飲ませます)で、他3本は太腿に打ちました。

ものすごくビックリしたみたいで泣いてましたが、すぐ泣き止み、帰り道は爆睡でした。

生後12週

  • DTaP/IPV/Hib/HepB・・・五種混合(2回目)
  • Rotavirus・・・ロタウィルス(2回目)

生後16週

  • DTaP/IPV/Hib/HepB・・・五種混合(3回目)
  • PCV・・・肺炎球菌(2回目)
  • MenB・・・髄膜炎菌B型(2回目)

生後12ヶ月

  • Hib/MenC・・・インフルエンザ菌B型(4回目)、髄膜炎菌C型
  • PCV・・・肺炎球菌(3回目)
  • MMR・・・Measles:麻疹、Mumps:おたふく、Rubella:風疹
  • MenB・・・髄膜炎菌B型(3回目)

 

以上です。

また、イギリスでは任意接種だけれど、日本では定期接種となっているものが、水疱瘡(Chicken pox)、結核(BCG/Tuberculosis)、日本脳炎(Japanese Encephalitis)です。

この3つも受けておきたい場合は、自分でプライベート病院の予約を取って受けに行く必要があるので、要注意です。

発熱時の対処は?

 

赤ちゃんが予防接種を受けると、発熱する場合があります。

我が息子も接種した日の夜から発熱し、丸一日経って下がりました。

イギリスでは、予防接種時の発熱対応としてCalpol(カルポル)を飲ませることを勧められます。

コレです。

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ストロベリーフレーバーの甘いシロップになっていて、シリンダーのようなもので赤ちゃんの口に流し込んで飲ませられるようになっています。

GPの先生には、発熱予防のためにも帰宅したらまず一度飲ませてと言われました。そして4-6時間空けて1日4回飲ませてokと。

息子は夜中に38.6℃まで上がってしまい、予防接種の副反応だとわかっていてもハラハラしてしまいました。当の本人はいつもより良く眠る程度で、そこまで不機嫌では無かったのですが…

イギリスでは、子供が風邪をひいた時にGPへ連れて行くと「カルポル飲ませて様子見て〜」と言われるのが定番だそうな。

子供の薬=カルポルとして認識されているようです。

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最後までお読みいただきありがとうございます。

みかん

ABOUT ME
Minami
元イギリス駐在妻(2016-2021)。現在は横浜で男児2人の育児に奮闘する傍ら、女性誌メディアのブロガーやフリーのライターとして活動中。ヌン活・ランチ巡りが好き。