こんにちは、Minamiです。
イギリスNHSでの出産レポ最終章です!
Labor Suite(分娩室)に到着
ついにLabor Suiteへ移動した私。
普通に病院の廊下をストレッチャーで運ばれたわけですが、ちょうど陣痛の波がきていて悶え苦しんでいたため記憶無しw一般の人も通りがかっただろうに…
ちなみに移動する前に「エピデュアル使えませんか」と一応聞いてみたら、「あなたには必要ないわ。ガスをあげるから」と一蹴されました。
そうだよね、言うタイミング遅かったし元々バースプランには書いてなかったし。でもその時はエピデュアル使いたいくらいの気持ちでしたw
Labor Suiteに到着し、身支度を整え(何をされたか記憶無し)すぐにガスアンドエアーを手渡してもらいました。いわゆる笑気ガスというやつで、陣痛が来たときだけ吸うようにと指示されました。
初めての笑気ガスはすごく不思議な感覚!!
全身がジーンと痺れて、周りの景色や音が少し遠のくような。でも陣痛の痛みには暖簾に腕押し状態wフワァ〜っとした感覚になるので、少しだけ気が紛れます。
まだいきんじゃダメ、と言われたけど身体が勝手にいきんでしまう。逃すなんて無理w
そんなこんなで30-40分耐え、いよいよいきんでokと言われる。(というか言わせたw)
会陰切開はなし!?
でもここからが本当に痛くて長かった、、、今でこそ冷静に思い返せますが、「嘘でしょこんなに痛いの…」ってずっと思ってましたw
なかなか入るべきところに力が入っていない感じで、進みがゆっくり。
でもだんだん赤ちゃんも降りてきて、何かが挟まってる感覚。その状態で陣痛の狭間を過ごさなきゃいけないのも痛いし…。身体が勝手に縮こまってしまうので、主人が私の右足を支える(広げる)係に任命されていましたw
そんな中、赤ちゃんにビタミンKを打つかとか、胎盤を出すときに注射を打つかとか聞いてくるミッドワイフw 頼むからバースプランを読んでくれw
もう英語も出てこないので主人に通訳してもらいました。
最終的に体勢を3回変え、3回目にやっと足を置く器具(日本の分娩室にありそうなやつ)が出てきて、それで上手くいきむことが出来ました。
会陰切開してほしい、と途中2回お願いしたのですが、なんと2回とも断られましたww
あなたにも赤ちゃんにもハッピーじゃない、とかなんとか…。もうお股崩壊の覚悟でいきみました。
一応こちらの冊子にも、切開することがあると書いてあったんですが、基本的には切開しない方針みたいですね。
あとはミッドワイフにもよるのかも…筋繊維を切断するのが良くないとかで、自然に任せるのを良しとしているようです。でも切らないと裂けるから、、どっちがいいんだか、、。
ついに誕生!
そんなこんなで、最後は ”Keep going! Keep going!” ”Well done! Brilliant!!” とのミッドワイフのかけ声に励まされw、Labor Suiteに移動して2時間ほどで無事に息子誕生!!
絶対泣くと思ってたのに涙は一粒も出ず、夫婦そろって笑顔の出産となりました^ ^
息子は出てきてすぐに私のお腹に置かれて、ミッドワイフの指示を受けて主人がへその緒を切りました。
後産(胎盤)は太腿に注射をしてくれたので、スルッと出てきました。
あんなに痛くて辛かったのに、息子が出てきてからは気持ち的にすごく元気で、主人と写真を撮ったり談笑したりする余裕がありました。
ちなみに、このときまでずっとTENSマシン付けっぱなしでしたw こいつにMVPをあげたいというくらい、一晩中お世話になりました。
そしてその後すぐに始まる会陰縫合、、、部分麻酔をしてくれてからは痛みはほとんど感じませんが、その前の処置が痛くて。
ここでもガスアンドエアーが活躍。陣痛の痛みに比べたら屁でもない!と思いながらも痛かった。なんとか元どおりになりますように。
産後についてはまた別記事に書きたいと思います。
会陰縫合の後にミッドワイフが持ってきてくれた紅茶とトーストは、「やっぱり出てくるんだ!さすがイギリス!」という謎の感激も相まってとても美味しく感じました。お腹すいてたんだよね〜
出産レポはこれにて終了です。お読みいただきありがとうございます!
産後編も気長にお待ちくださいませ^^
最後までお読みいただきありがとうございます。
Minami